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石割り作業
   2009年6月13日 石割り実演見学会より

伝統技法 現代技法
矢穴掘り     所要時間 約1時間

しめ矢を入れる為、石頭とノミで穴を掘ります。矢と同じ幅で、さらに、決められた深さで掘らなければ矢が締まらず石は割れてくれません。

矢穴掘り     所要時間 約10分

セリ矢と呼ばれる道具を入れる穴を、ハンマードリルで約12cm間隔の深さ12cm程で穴を開けます。どの穴も、平行にまっすぐ開けていきます。

矢締め       所要時間 約5分

矢の圧力を利用して15kgの矢ジメで叩いて、締めていきます。石の厚い部分を多めに叩き、薄い部分は割れ目を導く程度に叩きます。

矢締め       所要時間 約5分

この作業は今でも矢の圧力で石を割っていきます。今も昔も力加減で大きく割れ方が左右されます。


    TOTAL所要時間  約 1 時間               TOTAL所要時間  約15分


 ■ 石割り道具の紹介



@ ノミの種類 A 矢の種類 B ハンマーの種類
  口切り
  中突き
  底突き(仕上げ)
  飛矢
  シメ矢
  セリ矢
  矢ジメ
  石頭(せっとう)
  玄斧(げんのう)


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